「チャイルドケアライセンス」という資格をご存知でしょうか。
海外では以前から類似資格が重要視されていましたが、日本で注目され始めたのは近年になってからです。
従来からあるチャイルドマインダーや保育士の資格などとは、全く異なる側面から子供のケアを行うためのものです。
その効果の高さから、日本においても注目度が高まりました。
幼稚園教諭や保育士の間でも、取得に取り組む動きが見られるようになっています。
またそのような専門職以外にも取得する人はたくさんいます。
芸能人である上戸彩さんが取得した資格ということで、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
チャイルドケアライセンスの特徴は、身体面と精神面の両方からケアを行うことです。
具体的にはマッサージやアロマテラピー、ハーブといった手法を効果的に用いてケアを行います。
子供だけでなく育てる側の成長にも重点を置いており、これらの手法を多く身に付けることによって、より良い育児を行えると考えられています。
そのため、すでにチャイルドマインダーなど育児や保育の資格を所有している人が、スキルを向上させる方法の一つとして取得することも少なくありません。
チャイルドケアライセンスには「チャイルドケア・コーディネーター」（CCC）と「チャイルドケア・インストラクター」（CCI)の2つがあります。
チャイルドケアライセンスを取得には、まず「JAAチャイルドケア講座」を受講して、チャイルドケア・コーディネーター（CCC）の認定試験を受けます。
こちらはチャイルドケアに関する基本的な知識を持っていることが条件になります。
その知識を育児の中で使用できると見なされれば認定されます。
もう一つのチャイルドケア・インストラクター（CCI)は専門性が高くなります。
チャイルドケアについて深く理解し、より実践的な知識やスキルを身に付ける必要があり、またそれらを保有しているだけでなく、他の人を指導する能力があることも重要な認定条件です。
取得すれば、チャイルドケアのプロフェッショナルとして、講師の仕事に就くことができるようになります。
認定制度の運営は、JAA日本アロマコーディネーター協会が行っています。
詳しくはJAAチャイルドケアのホームページで。