少人数保育、家庭的保育のメリット・デメリット

少人数保育・家庭的保育 関連知識

近頃では働くお母さんが増え、さらに公的保育機関が足りないために待機児童が増加して問題になっていることはご存知のとおりです。

その隙間を埋めるようにチャイルドマインダーや保育ママなどの資格を取得し、自宅で少人数の家庭的保育を実施している人も増えています。

大人数の保育所とは違って、少人数のお子さんを丁寧に見ることができ、きめ細かい対応が出来ることから、あえてそういった場所を選んでお子さんを預ける親御さんも増えています。

そういった少人数での保育には、どのようなメリットやデメリットがあるでしょうか?

少人数保育・家庭的保育のメリット

まず、チャイルドマインダーや保育ママにはお子さんを育て上げた人が多く、その豊かな経験から、お子さん一人一人の特性を理解したうえで対応してもらえる、というメリットがあります。

さらに保育ママや、在宅で開業しているチャイルドマインダーの場合には、身近なところにお宅があるということで、コミュニケーションも取りやすく安心感があります。

また、アレルギーのあるお子さんへの対応経験がある保育ママ・チャイルドマインダーの場合には、食事や応急処置などの申し入れも可能でしょう。

公的保育機関と比べると、はるかにきめが細かい対応が可能です。

親御さんにとっては、緊急時の病児保育、また預かり時間の延長なども受け入れてもらえるかどうかなど、お互いに条件をきちんと精査して、預け先として信頼できるかどうかというところが重要なポイントになります。

最近はインターネットを通じて保育の様子がわかるライブカメラなどの設置が安価にできるようになってきていることから、職場などにいながらにしてお子さんの姿を確認できる場合もありますので、そういったところは安心して預けられることでしょう。

少人数保育・家庭的保育のデメリット

デメリットとしては少人数であるがゆえに、お子さん自身やお母さんとチャイルドマインダー・保育ママさんとの相性が問題となります。

小さな閉鎖空間であることから、トラブルがあるとこじれてしまうこともあるかもしれません。

そういった場合には、保育ママ制度ですと役所の担当部署などの仲介があるとお話がしやすいかもしれません。

お互いに第二第三の預け先の候補を調べておくと、折り合いがつかなくなったときに保育場所を切り替えられる可能性が髙くなりますので、安心ですね。

いずれにせよ、お子さんが長い時間を過ごすことになる場所、そしてお互いお世話になる人ですから、最終的には相手の人格や考え方なども決め手となることでしょう。

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