ベビーマッサージの認定資格

ベビーマッサージは、赤ちゃん自身の身体や精神に、健全な発育をうながす効果があるのはもちろんですが、それ以上に、お母さんと赤ちゃん双方の愛情を深めて、絆を強くするということが重要です。

最近はオイル・マッサージや、アトピーを改善するといった謳い文句で行っているベビーマッサージもありますが、本来の目的からすると、ちょっと違うものと言ってもよいでしょう。

ここでご紹介するベビーマッサージの資格というのは、本来の目的に沿った正統派のマッサージを習得して、お母さんたちにも指導出来るという資格になります。

民間の団体が、それぞれの特色を持った技法やカリキュラムで、養成と資格の認定を行っていますので、主なものをいくつかご紹介しておきます。

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ベビーマッサージ・タッチケアセラピスト

こちらは中国から伝わり、江戸時代に日本式に変化して受け継がれてきた、「小児あんま」という日本古来のマッサージをベースにしています。

優しくなでる、さするといった、肌に触れることによって心や脳と身体の健全な成長を促すものです。

西洋式マッサージのようにオイルを使用することはありません。

NPO法人日本チャイルドマインディング＆エデュケア協会主催の、ベビーマッサージ・タッチセラピスト認定試験に合格すると、「ベビーマッサージ・タッチケアセラピスト」に認定されます。

ヒューマンアカデミーのベビーマッサージ講座を受講して、そのまま認定試験まで受けるのが一般的なようです。（受講料に試験料を含む）

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こちらはインドで古くから行われていた育児方法の中のベビーマッサージに由来した、「母親と赤ちゃんの良好な愛着関係（絆）の形成」とともに、「脳神経系の発達を促す営み」に主眼を置いた、オリジナルメソッドです。

名古屋にある、一般社団法人日本アタッチメント育児協会の、アタッチメント・ベビーマッサージ（ABM）認定インストラクター資格を取得します。

講座は全国6都市（東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・仙台）で開催しています。

特定非営利活動法人（NPO)　ロイヤルセラピスト協会（RTA)には、オリジナルメソッドによる、「ベビーマッサージベーシック講座」と「ベビーマッサージアドバンス講座」があります。

ベーシック講座は、おくるみタッチケアとベビーマッサージ。

アドバンス講座は、ベビースキンケアの知識と実践です。