幼児体育指導者検定(幼体検定)は、(財)日本幼少年体育協会という団体が認定している、民間レベルの資格です。
幼児体育指導者の育成と普及を目的にしていて、協会では幼児体育指導者を、「幼児期の子どもたちに体育のおもしろさやすばらしさ、からだを動かすことの楽しさを伝える指導者」と定義しています。
具体的にどんな方たちが取得するのかというと、幼稚園や保育園の先生、スポーツ施設インストラクター、幼児向けスポーツ教室インストラクター、あるいはそれらの職種をめざす学生などを想定しています。
この資格が無いと何かの仕事が出来ないわけではありませんが、実技を伴った専門知識がある指導者という、客観的な証明になりますので、そういった仕事には就きやすいでしょうし、何よりも自信を持って仕事に臨むことが出来るようになるでしょう。
認定のレベルは、4~5級、2~3級、1級、プロフェッサーと別れています。
- 4~5級は高校生でも取得できる、1日講習とマークシートの筆記試験のみ。
- 2~3級は受験資格17歳以上、3日間講習で学科と実技試験があります。
- 1級は受験資格が2級所得者で実務経験1年以上、3日間講習で実技をレベルアップした試験になります。
- プロフェッサーは1級取得後3年以上の実務経験があり、協会のサポートスタッフを3回以上経験することで、評価、認定されます。
受験費用など、詳しくは日本幼少年体育協会のサイトで。
受験料の他、会員登録料と、2年毎の更新料も必要です。
検定を行うことができる協会の「認定校」が全国にありますが、検定スケジュールが決まっていますので、いつでも受験できるわけではありません。
認定校一覧と、検定スケジュールも協会のサイトにあります。